不動産担保ローンとは
不動産担保ローンとは金融会社に自己所有のマンションや土地、家屋などを担保にして融資額を査定してもらい、借り入れることができる金融商品の一部です。クレジットカードや個人ローンは個人の信用を元に借り入れができる無担保の金融商品ですが不動産担保ローンは個人の信用と所有している不動産の価値を査定しているので融資額は高くなります。
不動産担保ローンの取り扱いは銀行や信販系金融機関、消費者金融会社などです。
不動産担保ローンの利用者の多くは個人事業主が運転資金や設備投資のための利用が多いようですが、最近では一般の個人での利用もみられるようです。
不動産担保ローンは無担保ローンの金利より低金利で設定されています。一般的なキャッシングの金利18%に比べると実質年率8%〜の金利が設定されている場合もありますので、その差は大きいです。低金利で借り入れができますが支払いが行き詰まったときには不動産を売却することで金融会社は債権を回収しますので注意が必要です。借入額も不動産の担保の価値にもよりますが、数百万円以上の融資額が受けられますのでまとまった資金が必要なときには有効的に利用できます。また、複数の小さな額の借り入れが数件ある場合にも不動産担保ローンで一括借り入れをし、おまとめローンとして利用することもできます。
不動産担保ローンは返済できない場合には不動産を失うというリスクがあります。金融会社は借り入れの際に低当権(ていとうけん)や根抵当権(ねていとうけん)の設定登記をします。返済できない場合には直ちに売却され、借入額に相当する返済に充てられ、さらに担保した物件の価値が下がっており、借り入れ総額に満たない場合は残金を返済しなければなりません。
不動産査定について
不動産担保ローンの利用をお考えなら、現在所有する家や建物をを少しでも高く見積もってもらいたいと誰もが思うはずです。不動産担保ローンの査定額はローン会社により異なると思いますが、不動産に売却という名目で依頼した場合にはどのくらいになるのでしょう。不動産担保ローンを利用する前に担保となる家などの査定額をしらべてみてはどうでしょう。
不動産業者は家そのものの建物についての査定と、その土地の査定価格、両方で判断します。高く評価されるポイントは建物周辺の環境や利便性、マンションの場合は階数や方角(南向きなどの日当たり)なども評価の対象となります。
不動産査定をするには不動産業者に依頼するだけでできます。最近ではインターネットで簡単に査定ができるサイトなども増えてきています。複数の会社に訪問での依頼をすることもできますが、簡易的にどのくらいの査定額か知りたい場合にはサイトを利用してみるのもよいですね。
不動産査定を依頼するときには信用できる業者を選びたいものです。家は大きな財産ですから、数々の業者の中から、どの業者が信用できるのか頭を悩ませることもあるでしょう。住んでいる地元の会社なら、周辺の評判を聞くことも可能ですが人目も気になりますよね。実は役所の不動産部署で業者名簿の閲覧を希望すると、過去5年間の営業実績や資産などを閲覧することができます。悪徳な業者もありますから安全な価格を調べるためにはよい方法といえます。
不動産担保ローンの金利について
不動産担保ローンの金利については皆さん気になるところではないでしょうか。一般的に低いほうが総支払額も少なくなります。個人向け無担保ローンと比べて不動産担保ローンは低く設定されていますが、変動金利と固定金利の2点に注目してみましょう。変動金利とは金融情勢の変化に伴い金利が変動していくタイプです。一般的なのは5年変動タイプで実際の返済額は5年に一度だけ変更されます。金利の変動により返済額は増減し、急激に上昇した際には元金が増えるなどのデメリットもあります。変動金利は下降しているときはメリットがありますが、長期のときは金融情勢を慎重に見極め、中途乗換えなども視野に入れておくとよいですね。固定金利とはその名の通り金利が固定されたことをいいます。通常は変動タイプより固定タイプのほうが高く設定されています。例えば固定金利が3.8%で変動金利が1.8%のときはその差は大きくなりますよね。また、返済期間が短期か長期かによっても変わってきます。数日から数ヶ月程度の場合は短期のローンとなり、短期金利が該当となります。不動産担保ローンは1年以上の長期のローンですから、長期金利が一般的です。長期金利の動きはここ数年低迷しています。経済活動が活発なときは上昇傾向になり、経済活動が低迷すると下降傾向にあるといえます。
不動産担保ローンを利用する際には長期のローンであるということを見据えて変動金利を利用するのか固定金利にするのかよく検討し確認するとよいでしょう。
不動産担保ローンにかかる費用
不動産担保ローンを利用すると金融機関により異なりますが、一般的に諸費用がかかります。申し込みまでは一般的かからないようですが、契約時に費用が発生します。基本的には事務手数料や不動産を審査し鑑定してもらうので鑑定費用がかかります。その他、印紙代や抵当権、根抵当権の登記費用などが実費となります。総借り入れ金額により異なるようですが、数十万ほどの諸費用がかかることもあります。費用分をよく考慮し金融機関により差もありますのでよく検討したほうがよいですね。金利については皆さん借り入れの際比較検討をするようですが諸費用についても同様に調べておかないと、低金利で借り入れしても損をすることがあります。
不動産担保ローンで重要な抵当権とは万一債務者が返済を滞らせた場合に、融資した銀行などが債権者となり、担保となっている不動産を競売にかけるなどして債権者が優先的に弁済を受けることができる権利のことです。
不動産担保ローンは「個人の信用」と「不動産の価値」を見込んで融資します。諸費用もかかりますが、高額な融資を受けたいがためにもう申し込む場合がほとんどです。中には複数の借り入れを「おまとめ」するために利用する場合もありますから、いくらかかるのか多数の金融会社と比較検討してみるとよいでしょう。
不動産担保ローンを「おまとめ」として利用する際には今、利用している複数のローンの金利を確認し金利の低いもの(例えば車のローンは金利設定が低め)はそのままにし、不動産担保ローンで提示した金利よりも高いローンをおまとめで一括返済するとその後の金利が軽減されるでしょう。
不動産担保ローンはまとまった資金が必要なときは、金利が一般的な無担保ローンに比べ、低いなどの利点があり、利用するには大変便利なものかもしれませんが、大きなリスクをローンと同時に抱えるものですので、きちんと認識してから利用の検討をするとよいでしょう。
不動産担保ローンの申し込みのながれ(銀行編)
不動産担保ローンを銀行に申し込む場合はまずは窓口に相談することから始まります。融資窓口で銀行の融資係の担当者との相談から始めるのが一般的です。主に銀行で不動産担保ローンの申し込み者は事業経営者が多いようです。なぜなら銀行では事業の運営資金や設備投資など事業主が必要とする融資のための不動産担保ローンの商品が多いためです。
不動産担保ローンの融資担当者と相談したり、融資の案内をされるわけですが、そのときには事業経営がこの先も安定して運営されるかどうか様々な質問もされます。資金の使途目的や担保となる不動産の所在地などの概要です。不動産担保ローンは不動産を差し入れることが前提であり保証人が必要ないと思われる方が多いと思いますが、銀行ではより確かな担保を必要とするケースもあり、連帯保証人を提示するようにと求められる場合もあります。銀行側に融資が可能であると判断されて始めて所定の申し込みができます。中には申込書以外に返済に向けて事業計画書を提出するようにと求められる場合もあります。それから、銀行側の融資審査が始まります。
不動産担保ローンの融資審査はもちろん担保である土地や家屋の不動産担保価値を評価し、債務者への貸付額に相当するものか判断します。その後、融資可能であればお互い約定を交わし、融資を受けることになります。その後、スムーズな返済が行われて更に余裕がある場合は銀行に繰り上げ返済の相談もできます。不動産担保ローンの期間は長期に設定されている場合が多いですから繰り上げ返済を利用すると少しでも利息を減らすことが可能です。
不動産担保ローンの申し込みのながれ(消費者金融編)
不動産担保ローンの消費者金融会社での申し込みはインターネットでの申し込みができ契約当日の即日融資も可能です。もちろん窓口での申し込みや相談ができます。通常は必要書類を提出してから約3営業日で正式な審査結果が出るようです
不動産担保ローンの契約までの流れが銀行と比べるとかなりスムーズに運ばれるようであり、即日融資が可能になることもあるので、急にまとまった資金が必要なときはとても便利といえます。不動産担保以外にも無担ローンの場合もインターネットや店舗での申し込み、自動契約機などでも審査が通れば即日融資が可能なようです。
不動産担保ローンの申し込みには本人を確認できる運転免許証やパスポートなどの書類が必要になります。給与明細書や源泉徴収票や場合によっては過去半年分記載がされている銀行通帳が必要になることもあります。これは本人がその他のローンを利用している場合に返済能力があるかなどについて確認をするためのようです。その他、登記簿謄本、公図、地籍測量図などはなどが必要となります。
不動産担保ローンの申し込み後、契約が可能な場合には不動産の権利証、実印、印鑑証明書を提出することとなります。同時に不動産担保カードローンに申し込むと店舗や提携のATMなどから融資が可能となります。即日融資が可能となる場合もありますから、利用しやすいといえるでしょう。しかし、融資決定が銀行と比べてとても早いですが、万が一支払いが困難になったときは担保物権の所有権利は失うということを忘れてはいけません。
不動産担保ローン取り扱い会社
不動産担保ローンの取り扱いは銀行や信販系会社、消費者金融などで行っているとお話しましたが、低金利で高額な融資を受けたいと誰もが思いますよね。そこで何社かご案内したいと思います。
不動産担保ローンが低金利で融資が受けられる会社のひとつにアメリカンフィナンシャルダイレクトがあります。所在地は東京都港区赤坂1-5-2外堀通ビル5Fでコールセンターは0120-287-990です。受付時間は日祭日を除き9:30〜21:00までとなっています。不動産担保ローンの種類も3種類あり、不動産流通価格の50%〜90%までの融資額で3つの商品から選択が可能となっているようです。金利は4.38%からの低金利の商品があります。融資額は50万円から5億円までで返済期間は最長30年までです。アメリカンフィナンシャルダイレクトの特徴は団体信用生命保険の加入を求められることです。返済途中に債務者本人が万が一亡くなった場合、提携している生命保険会社からアメリカンフィナンシャルダイレクト社に融資金を一括返済することで残された家族に負の遺産を残さないという配慮のためだそうです。不動産担保ローンの返済期間は長期になることが多いため、加入時に生命保険の事前審査があることはうなづけます。
不動産担保ローンがその他、低金利で融資が受けられる会社は日宝です。所在地は東京都渋谷区神南1丁目20番15号和田ビル6階でコールセンター0120-250-890です。受付時間は平日9:00〜18:00、土曜9:00〜15:00までとなっています。金利は4.0%〜9.84%で低金利で50万円から5億円までの融資額となっています。返済期間は最長30年までです。
不動産担保ローンの中で融資額の高さで特徴があるのがライブドアクレジットです。商号は
かざかファイナンス株式会社で所在地は東京都港区六本木1-8-7アーク八木ヒルズ13階で
コールセンターは03-4330-333です。長期返済型と短期返済型の二つがありますが融資額は100万円から10億円までの高額な融資額が特徴です。長期返済型は5.0%〜15.0%の低金利ですが短期返済型は8.0%〜12.0%の金利となります。長期返済型は最長20年まで、短期返済型は1年の返済期間となっています。
不動産担保ローン会社選びで気をつけること
不動産担保ローン会社は多数存在し、どの会社に依頼したらよいのか悩みますよね。ましてや悪徳な会社にはまってしまったらその後は大変なこととなります。インターネット上には多数不動産担保ローン会社が存在し、ここならと思い問い合わせしてみた際に、気をつけるポイントなどはあるのでしょうか。融資額が多少低額でも、安心と安全を求めるならやはり銀行系での依頼を検討したほうがよいでしょう。しかし、銀行では満足の行く融資額が得られず、時間もかかるなどの欠点があります。
不動産担保ローンを銀行以外のところから選ぶ場合は貸金業者であると認識しておくとよいですね。貸し金業者を選ぶときは闇金業者からお金を借りるのはやめようとみなさん思いませんか。気をつけなくてはいけないことは貸金業者の登録番号や商号、所在地、代表者名、
代表番号を確認します。登録番号を偽っている場合もあります。貸金業登録番号は都道府県知事の許認可が必ず必要ですから、怪しいと思ったら法務局などで所在の確認をお勧めします。
不動産担保ローン会社に問い合わせた際に気をつけることは電話での問い合わせです。低金利の表示をしている会社から早速問い合わせることが多いと思いますが、低金利で高額融資OK、即日融資可能などと電話口で説明する会社もあり、金利○○%です。と即言い切る場合は注意が必要です。申し込みをしてから、不動産の査定価格により金利が当初より高くなりました、などと言い出す場合もあり、契約時には折り合いが付かず、申し込みをキャンセルすると多額の違約金を請求される場合もあるようです。通常ですと申し込み自体は違約金が発生しないはずなのですが、申し込み用紙をよく見ると・・・・小さく違約金**%と書いてあることもあるようです。
不動産担保ローンは不動産を抵当に長期のローンであることを十分に理解し、悪徳な金融会社には十分注意しましょう。

